フクロモモンガ用ケージの選び方とおすすめ|金網・アクリル・ガラスを比較

フクロモモンガのケージ選びって難しいですよね。

僕も選ぶのに苦労したし、実際に今まで色々な種類のケージを実際に購入して使ってきました。

購入前に色々なサイトで下調べしましたが、「えっ、これって思ったより不便!」「もっと情報整理をすればよかった…」ってことが沢山あって困ったんですよね。

そこで本記事では、フクロモモンガのケージについて、どんな人に何がおすすめなのか、選び方・種類・特徴を解説します。

この記事で分かること
  • フクロモモンガ用ケージの種類の紹介
  • フクモモ目線、飼い主目線でのおすすめケージ
  • 金網・アクリル・ガラスケージの特徴とメリットデメリット
  • この記事を書いた人
ひろプロフィール

本記事の内容をYouTube動画にまとめました。
#1 ケージ選びの基準】【#2 各ケージの特徴】【#3 特徴比較表・ケージの選び方

目次

フクロモモンガ用ケージの種類

フクロモモンガ用のケージは大きく分けて3種類。

クリックで各ケージの詳細解説に飛べます

この3種類を評価していきます。

ケージの評価基準

ケージ選びの基準は、大きく2つの視点に分けられます。

  • フクモモ視点
  • 飼い主視点

フクモモと飼い主、それぞれが求めるポイントが異なることを理解しておきましょう。

ここからさらに細かく分けると、全部で14個の確認項目があります。

フクモモ視点
5項目
  • 動きやすさ
  1. スペース
  2. 回遊性
  3. 拡張性
  • 過ごしやすさ
  1. 通気性
  2. 保温性
飼い主視点
9項目
  • 耐久性
  1. 破損
  • お手入れ
  1. ケージ内
  2. ケージ底
  3. ケージ外
  4. ケージ重量
  • その他
  1. 外観
  2. 費用

結局、フクロモモンガ用のおすすめケージはどれ?

14項目で評価したところ、どのケージにもメリット・デメリットがありました。

「何を重視するか」によっておすすめが変わるので、この4択からあなたの好みを選んでください!

\フクロモモンガ用ケージに求めるのは?/

フクモモにとって快適なのは金網ケージ

スペース・回遊性・拡張性・通気性に優れており、フクロモモンガの快適性を求めるならば金網ケージがおすすめです。

ただケージ内外に汚れが飛び散りやすく、掃除しにくいのがマイナスポイントです。

耐久性・お手入れ重視ならアクリルケージ

掃除がしやすく、頑丈なのがアクリルケージです。

値段が高いのがデメリットですが、拡張性・通気性もいいのでフクモモ目線でも過ごしやすいケージです。

僕自身も耐久性・お手入れを重視ているのでアクリルケージを3年以上使い続けてます。

見栄え重視ならガラスケージ

傷に強く、ケージ内の様子がよく見えるのがガラスケージです。

ただしレイアウト制約やガラス割れ、ケージ底の掃除しにくさがデメリットなので注意です。

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分からない人はとりあえず金網ケージ

あなた

自分が何を求めているか分からない…

実際に飼育する前だと、何を求めているか整理できないですよね。

そんな人はとりあえず金網ケージを購入するのをおすすめします。

理由は安いからです!!!

飼ってみてからやっぱ違った…となったときのダメージが一番小さいかと。

さらにフクロモモンガ目線で過ごしやすさ抜群なので、まずはフクモモファーストで金網ケージという選択をおすすめします。

金網ケージのメリットデメリット

サンコー イージーホーム370ハイ

三晃商会(SANKO/サンコー)製イージーホーム37ハイ <使用歴:約1年半>をレビューします。

フクモモ視点レビュー

  1. スペース:〇
    サイズはW380×D430×H610mm、居住スペースとしては十分
  2. 回遊性:◎
    外周や天井が金網になっているので、簡単に移動できる
  3. 拡張性:◎
    回し車やステップ、暖房器具が金網の隙間に簡単に引っ掛けられる

飼い主視点レビュー

  1. 傷:◎
    金網自体の傷はつきにくく、目立たない
  2. 破損:〇
    1年以上使っても特に破損なし。引き出し部はプラスチックになっており、衝撃には弱いので注意
  3. 錆:△
    金網ケージは錆びるものが多いが、イージーホーム37ハイは白いコーティングによって錆はあまり出ない。より錆の出にくいステンレス製ケージもあるが、価格は約1.8倍になる

保温対策をすれば、フクモモ視点では快適なケージ。飼い主視点だと、耐久性が高い&軽くて扱いやすいのがメリット

ケージ内外の汚れやすさが大きなデメリット

アクリルケージのメリットデメリット

ジェックス(GEX)製アクリルルーム390high

ジェックス(GEX)製アクリルルーム390high <使用歴:3年以上>をレビューします。

フクモモ視点レビュー

  1. スペース:〇
    サイズはW400×D330×H710mm、居住スペースとしては十分
  2. 回遊性:△
    アクリルケージには小さな孔しか空いていないので、足場がなく金網ケージより移動しにくい
  3. 拡張性:◎
    付属の拡張パーツを使用して回し車やステップ、暖房器具などが設置できる

飼い主視点レビュー

  1. 傷:〇
    使用していると、アクリル表面にひっかき傷が若干つく。見栄えが変わる程ではない
  2. 破損:◎
    2年以上使用して、たまにぶつけても破損は一切なし、普通に使う分には問題なし
  3. 錆:◎
    アクリルケージは金属不使用なので、錆びる心配なし!

通気対策をしっかりすれば、フクモモ視点で非常に快適なケージ。飼い主視点だと、耐久性が高くお手入れもしやすいのがメリット

重さと値段がデメリット

ガラスケージのメリットデメリット

三晃商会(SANKO/サンコー)製  パンテオン ホワイトWH4045

引用元:株式会社三晃商会パンテオンWH4045

三晃商会(SANKO/サンコー)製 パンテオン WH4045 <使用歴:半年(友達に借りた)>をレビューします。

フクモモ視点レビュー

  1. スペース:〇
    サイズはW405×D355×H450mm、居住スペースとしては十分
  2. 回遊性:✖
    一部メッシュ網の箇所はあるが、ほぼ全面ガラス張りで孔がない=フクモモが掴む場所がないので回遊性なし
  3. 拡張性:✖
    ガラス面に小物を付けられないので拡張性なし。壁面を金網に変更できるがそれなら金網ケージでいいような…

飼い主視点レビュー

  1. 傷:◎
    ガラスなので、傷に強い!友達に借りて半年程使ったが傷一つできず
  2. 破損:✖
    ガラスなので割れる危険あり、少しの高さから落としたら一発アウト…?
  3. 錆:◎
    骨組みは金属だが分解すればガラスのみ洗えるの=錆びる心配なし

傷ができにくく見栄えが良いのがメリット

拡張性がなく、レイアウト次第でフクモモが動きにくくなってしまうこと、飼い主視点では割れやすい&ケージ底の掃除しづらさが大きなデメリット

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フクロモモンガ用ケージのおすすめまとめ

フクロモモンガ用ケージのおすすめについてまとめてきました。

  • 金網ケージ
    • フクモモの快適性を重視する人、迷って決められない人
  • アクリルケージ
    • 耐久性・お手入れを重視する人
  • ガラスケージ
    • 見栄えを重視する人

ケージごとの比較結果はこちら。

項目金網アクリルガラス
フクモモ
視点
スペース
回遊性
拡張性
通気性
保温性
飼い主
視点
破損
ケージ内掃除
ケージ底掃除
ケージ外掃除
重量
外観
費用

フクロモモンガ用ケージ選びで悩んでいる方に、この記事が参考になれば嬉しいです。

本記事の内容をYouTube動画にまとめました。
#1 ケージ選びの基準】【#2 各ケージの特徴】【#3 特徴比較表・ケージの選び方

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