フクロモモンガのペロ飯|HPS(High Protein Supplement)で健康になろう

あなた

うちのフクロモモンガがあんまり餌を食べてくれない…困ったなぁ。食いつきが良くて健康になるような餌を手作りすることができたらいいのになぁ…

ひろ

そんなお悩み、僕が解決しましょう!

  • 本記事の内容
  • 餌を手作りするメリット4つ
  • ペロペロご飯について
  • ペロペロご飯の材料
  • ペロペロご飯のの作り方
  • 本記事の信頼性
ひろプロフィール

ペロペロご飯という言葉をご存知ですか?

野菜や果物、ほか栄養価の高いものをミキサーに入れて、ペースト状にした食べやすいご飯のことです。

僕はHPSというサプリメントを使ってたまにペロペロご飯を作って、フクロモモンガに与えています。

市販ペレット(カリカリフード)があるのに、なぜサプリメントを使って手作りするのか?

今回はその理由と作り方を解説します。

手作りフードは「ペロペロご飯、ペロ飯、ペロペロ飯、ミキサーフード、プロフード」、サプリメントも「HPS、HPW」などと様々な呼び名があります。

ひろ

サクッと読んで、手作りフードについて理解しちゃいましょう。

本記事の内容を動画でまとめています ▶️ YouTube動画

目次

餌を手作りするメリット4つ

フクロモモンガの餌を手作りするメリットは4つあります。

  • フクロモモンガの餌を手作りするメリット

①:嫌いな食材も食べることが可能
②:食事を飽きさせない
③:エリザベスカラーを装着しても食べさせやすい
④:老後の食事に苦労しない

それぞれ説明していきますね。

①嫌いな食材も食べさせることが可能

うちの子はニンジンが好きではないようで、カットニンジンを夕飯に出すと残すことが多いです。

ペロペロご飯は材料をすべてミキサーでペースト状にするので、他の味で誤魔化して食べさせることができます!

②食事を飽きさせない

フクロモモンガ用ペレットを与えていれば日々の食事のバランスとしては問題ないと言われています。

でもフクロモモンガは偏食動物。

いつも同じ食事だと食べなくなることもしばしば…

そんな時、ペロペロご飯をたまにあげることで食事のバリエーションを増やし、飽きさせないようにできます!

③エリザベスカラーを装着しても食べやすい

皆さんはエリザべスカラーをご存じでしょうか?

動物病院でけがの治療や手術した後、患部をいじらないようにするために装着する器具のこと。

エリザベスカラーを装着していると、お皿からペレットを食べることが難しくなるんです…

そんな時もペロペロご飯のおかげで、簡単に食事を摂らせることができました!

④老後の食事に苦労しない

フクロモモンガの老後は、人間と同じように食が細くなっていきます。

そんなとき、ペレットを食べることができなくなったとしたら…心配ですよね?

老後に食べることができるものを増やしておくと安心ですよ!

ペロペロご飯について

「ベース」と「味変トッピング」

本記事では、以下のペロペロご飯について紹介します。

  • 今回紹介するペロペロご飯
  • HPSというサプリメントを使った「ペロペロベース」
  • ベースの味を飽きさせないための味変トッピング2種類
    – 野菜と果物(ベリー系)を1:1で混ぜる「ペロペロベリー」
    – 野菜と果物(マンゴー系)を1:1で混ぜる「ペロペロトロピカル」
ひろ

作り方の詳細はあとで説明しますね。

HPSってなに?

HPS=High Protein Supplement

簡単に言うと栄養補助食品のことです。

野菜や果物から補うことができない動物性/植物性の良質なタンパク質など、健康に重要な成分がたっぷり。

HPSをフクロモモンガに与えることで毛並みを良く、そして健康にしてあげることができます!

与える分量と頻度は?

皆さんはフクロモモンガにとって適切な1日当たりの食事量をご存知ですか?

諸説あるのですが、体重の15〜20%だと言われています。

ちなみに野生のフクロモモンガの1日の消費カロリーは、体重の約17%らしいですよ笑

今回紹介するレシピは、「体重100gの個体、食事量が体重の17.5%」と仮定して、1回1匹あたり17.5g与えるものとします。

ペロペロご飯17.5g = ペロペロベース:7.5g + 味変用トッピング:10g

また頻度についてですが、毎日与えても問題ありません。

我が家では一度に沢山作って冷凍保存し、2日に1回のペースで与えています。

ペロペロご飯の材料

今回ご紹介するレシピは、1日1回1匹分✖️44日分の分量です。

先ほど上に書いた通り、1日1回1匹分で17.5g。(ペロペロベース:7.5g、味変用トッピング:10g)

なので44日分で考えると、以下の分量を作る必要があります。

ペロペロベース 7.5g×44日=330g
・味変用トッピング 10g×44日=440g

ひろ

詳しく見ていきましょう!

「ベース」 330g相当の材料

  • 卵 1個
  • 水(温水) 160cc
  • ハチミツ 120g
  • HPS 8~10g

「味変トッピング」 440g相当の材料

味変トッピングは野菜:果物が1:1の分量となるので、野菜を220g、果物220gを用意します。

具体的に見ていきましょう!

  • 野菜(合計220gになるように調整!)
  • 野菜 …適量
    (冷凍ミックスベジタブルを使うと楽♪)
  • 豆腐 …適量
  • ヨーグルト …適量
  • 果物:ペロペロベリー(合計110gになるように調整!)
  • 冷凍ベリー …1袋
  • その他果物 …適量
  • 果物:ペロペロトロピカル(合計110gになるように調整!)
  • 冷凍マンゴー …1袋
  • その他果物 …適量

その他、必要な物

・分量計
・ミキサー
・容器(ミキサーにかけたものを一度うつす用)
・ジップロック(袋タイプ)または製氷皿

<注意点>食材について

フクロモモンガには、与えてもいい食材と与えてはいけない食材があることを知っておく必要があります。

与えてもいい食材
  • 野菜
    キャベツ、ニンジン、セロリ、小松菜、チンゲンサイ、カリフラワー、ブロッコリー、トウモロコシ、キュウリ、カボチャ、サツマイモ、トマト、グリーンピースなど
  • 果物
    リンゴ、バナナ、ベリー系(イチゴ、クランベリー、ブルーベリー、ラズベリーなど)、カキ、ビワ、サクランボ、グレープフルーツ、オレンジ、ミカン、パパイヤ、モモ、マンゴー、ナシ、洋ナシ、プルーン、スイカ、メロン、イチジク、キウイなど
  • その他
    メープルシロップ、はちみつ、ビポーレン、ゆで卵、チーズ、ヨーグルト、豆腐、ささみなど
与えてはいけない食材
  • 野菜
    ジャガイモの芽
    ネギや玉ねぎ、にんにく
    生の大豆
    アボカド
    バラ科サクラ属(サクランボ、ビワ、モモ、アンズ、スモモ)の熟していない果実や種子
  • 果物
    柑橘系は、与えすぎるとおなかが緩くなるものなので注意
    ブドウは、犬猫で急性腎臓疾患を起こすことがしられているので、出来れば与えないほうがいい
    シロップ漬けや砂糖をまぶしたドライフルーツは、肥満の原因になるので与えない方がいい
  • その他
    チョコレート、牛乳、生卵、生肉、お菓子など

他にも色々ネットに情報ありますので、ご自身でご確認の上で与えてください。

ペロペロご飯の作り方

手順は以下の通りです。

STEP
ベース材料をミキサーにかけ、ペロペロベースを作る

※卵は熱を通すこと!(溶いてレンジでチンする)

STEP
野菜をミキサーにかける
STEP
果物(ベリー系)をミキサーにかける
STEP
STEP2 と STEP3 を混ぜてペロペロベリーを作る
STEP
果物(マンゴー系)をミキサーにかける
STEP
STEP2 と STEP5 を混ぜてペロペロトロピカルを作る
STEP
STEP1, STEP4, STEP6をジップロックに詰めて冷凍庫で保存

本記事の内容を動画でまとめています ▶️ YouTube動画

まとめ

今回、HPSを使ったフクロモモンガ用手作りフード:ペロペロご飯をご紹介しました。

良かったら参考にしてくださいね。

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