最近うちのフクモモのペレットの食いつき悪いなぁ…ペレットを切り替えてみたいけど、いきなり変えたらびっくりしちゃうかな。どうやって切り替えたらいいんだろう?
こんなお悩みを解決します。
- 本記事の内容
- フクロモモンガ ペレット切り替えの動機
- フクロモモンガ ペレット切り替えの検証方法・結果
- この記事を書いた人
本記事は、フクロモモンガのペレットを切り替えようと思った動機や検証の豊富、結果について分かりやすく整理しました。
切り替えを考えたきっかけ
現状の主食について
まずわが家が今フクモモに与えている主食ペレットを紹介します。
それがオッティモ15です。
わが家の最年長フクモモ:ジゲンはオッティモ15で3年以上育てていますが、健康診断でもお医者さんから問題なしと言われていました。
でも実は2つ気になることが出て来ました。
- オッティモ15での懸念点
- 使用者が少ない
- 値段が高い
ひとつずつ説明しますね。
オッティモ15の懸念点①:使用者が少ない
フクモモの食いつきが良いのは、
成分中に砂糖を含んでいるからのよう。
そのせいか主食としての評判がSNS上だとあまり良くないと感じてます。
中にはおやつとして与えたり、病気で弱って食欲が落ちている子に与える、といった使われ方が多いと思います。
…とりあえず、主食として与えてる人をあまり見かけません涙
オッティモ15の懸念点②:値段が高い
オッティモ15は、1kg 約5000円!!
結構ね…お高いんですよ。
そんなわけで、一人暮らしのときは全然気にしてなかったんですけど、結婚してから「あっ意外と高くね」って気づきました。
以上2つの理由から、砂糖不使用&値段の安いペレットへの切り替えを考える様になりました。
検証するペレット
フクロモモンガセレクション
切り替え先のペレットを紹介します。
イースター社のフクロモモンガセレクションです。
このペレットを選んだ理由は以下の3つ!
- フクロモモンガセレクションの選定理由
- 信頼性が高い
- 値段が安い
- リベンジ!笑
ひとつずつ説明していきますね。
フクロモモンガセレクションの選定理由①:信頼性が高い
フクロモモンガセレクションは、書籍「フクロモモンガ完全飼育」でも紹介されている商品です。
信頼性の高さが分かりますね。
国産品というのも安心ポイントです。
フクロモモンガセレクションの選定理由②:値段が安い
フクロモモンガセレクションは400g:約1000円です。(100g:約250円)
一方、オッティモ15は1000g 約5000円です。(100g:約500円)
つまり、切り替えに成功したら食費を今までの半額に抑えられます!
フクロモモンガセレクションの選定理由③:リベンジ!
実は2年以上前に一度、我が家のジゲン♂に与えた事があります。
でも1個も食べてくれませんでした…涙
当時はペレットそのままあげたので、今回は方法を変えて今回リベンジします!
検証対象
検証対象は、我が家のフクモモ4匹です。
- ジゲン♂(父)
- チャナ♀(母)
- コフィ♀&テア♀(娘たち)
検証方法
フクモモは匂いに敏感な動物なので、ペレットをいきなり切り替えても食べてくれないことが多いです。
試しにモモンガセレクションを個体のまま、または粉末状にして与えてみましたが、一口も食べてくれませんでした…涙
そこで今回はモモンガミルクを使って、少しづつペレットの匂いと味に慣れさせていく方法を実践してみました。
具体的には4ステップ!
- ペレットを粉砕する
- ミルクに混ぜる
- お湯でペーストにする
- 食事の半分を置き換える
細かく解説していきますね。
STEP①:ペレットを粉砕する
まずペレットを粉々に粉砕しましょう!
ペーストにするのが簡単になります♪
我が家では100均キャン★ドゥで買った550円のコーヒーミルで挽きました。
電動ミルと比べると少し手間ですが、安いので仕方ありませんねw
ペレットを入れてひたすらハンドルを回す…やることはただそれだけです笑
ペレットを入れる口が小さいのでこぼさないように注意!
粉砕したペレットは乾燥剤と一緒に密閉できる容器にしまっておきましょう。
軽量スプーンで取り分けることを考慮して、口の広いガラス製のビンに入れておくのがオススメです。
STEP②:ミルクを混ぜる
粉砕したペレットをそのまま与えても、いきなりは食べてくれないでしょう。
そこでモモンガ用ミルクを混ぜて味を誤魔化します!
フクモモ用のミルクならなんでもOK。
ちなみに我が家で使っているミルクはジクラの万能モモンガミルクです。
最初はペレットとミルクを1:1で混ぜて、フクモモが味に慣れてきたと感じたらペレットの割合を増やしていきましょう!
STEP③:お湯でペーストにする
粉砕ペレットとミルクを混ぜたら、お湯で溶かしてペースト状にします。
(粉末ペレット+ミルク):お湯の割合が1:1.5の、少しドロッとするくらいが良いかなと思います。
好みには個体差があるので、様子を見て調整してあげましょう。
最終的には、お湯でとかずに粉砕状のままで与えていきます。
STEP④:食事を置き換えする
普段の食事をいきなり全て置き換えるのは、ストレスを与えてしまうと思います。
我が家では、普段の食事の一部を置き換えしました。
我が家では、普段の食事の半分弱くらいを置き換えしてみました。
参考;我が家の検証まとめ
検証期間と検証方法
検証期間:2021.09.28〜2021.11.26 (約2ヶ月間)
検証方法:以下表のとおり
粉末 ペレット | ミルク | お湯 | |
1週目 | 小さじ 1.5杯 | 小さじ 1.5杯 | 小さじ 4~5杯 |
2週目 | ↑ | ↑ | ↑ |
3週目 | 小さじ 2杯 | 小さじ 1杯 | ↑ |
4週目 | 小さじ 3杯 | ↑ | ↑ |
5週目 | 小さじ 2.5杯 | 小さじ 0.5杯 | ↑ |
6週目 | 小さじ 3杯 | 無し | ↑ |
7週目 | 小さじ 2杯 | 小さじ 0.5杯 | 無し |
8週目 | ↑ | 無し | ↑ |
2週目までは粉砕ペレットとミルクを1:1で混ぜて、お湯でペースト上にします。
その後は少しづつペレットの割合を増やし、お湯の量も少し減らしました。
そして最後は、粉末ペレットのまま与えてみました。
毎日しっかり写真で記録!
検証している間は、毎日食後の容器を写真で撮影して、どのくらい食べてくれたか確認しました。
食べ残しを間違って捨てちゃったりとか、撮影するの忘れちゃった日もあったんですが、一応写真のような感じでしっかり確認しました。
検証結果・まとめ
検証結果
気になる結果はこちらです!
まとめ
我が家のフクロモモンガ4匹を対象に、ジクラのオッティモ15からモモンガセレクションに切り替えた結果、以下2つのことがわかりました。
- 粉末ペレット:ミルク=2:1の割合でペーストにすれば食べてくれる
- 粉末ペレットを食べるかどうかは個体差がある
残念ながらフクロモモンガセレクションへの切り替えは失敗しました…しかし、まだ諦めずに他のペレットへの切り替えを挑戦していこうと思います。
さいごに
以上、フクロモモンガの主食ペレット 切り替えに挑戦 第一弾でした。
次回はニチドウ メディモモンガに切り替えを試してみようと思います。
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