フクロモモンガをアクリルケージで飼育してるんだけど、床材は木質ペレットとペットシーツどっちがいいかなぁ。それぞれどんな特徴があるのか全然わからないから選べないよ…
我が家では両方試した上で、個人的にはペットシーツをオススメしますが、場合によっては木質ペレットもオススメです。
- 本記事の内容
・フクロモモンガのケージの床材 種類
・フクロモモンガのケージの床材 木質ペレットの特徴
・フクロモモンガのケージの床材 ペットシーツの特徴
・僕がペットシーツをオススメする理由
- この記事を書いた人
フクロモモンガのケージの床材:木質ペレットとペットシーツの特徴をご紹介します。
最後に、木質ペレットとペットシーツがそれぞれどんな方に向いているか、についても説明しますね。
サクッと読んで、床材について理解しちゃいましょう。
床材の種類について
床材はざっくり4種類!
フクロモモンガの床材には、いくつか種類があります。
- フクロモモンガのケージ 床材の種類
- 新聞紙
- 木質ペレット
- ウッドチップ
- ペットシーツ
僕は最初、この中から木質ペレットを選んで使っていました。
ケージはアクリルルーム390highです。
最初に木質ペレットを選んだ理由
最初に木質ペレットを選んだ理由は、特にありません。
しいて言えば、消去法で選びました。
- 新聞紙だと…新聞取ってないので用意できない!
- ウッドチップだと…木クズがあるのでホコリっぽくて鼻がむずむずする!
- ペットシーツだと…下に潜ったり引っ張ったりしてシーツの上に用を足さない場合有り!
そんな理由から我が家では木質ペレットを2年以上愛用していました。
でも木質ペレットを使ううちに、いくつかのデメリットに気付くことに。
木質ペレットの特徴
木質ペレットとは
木質ペレット(もくしつペレット)は、丸太、樹皮、枝葉や製材時に発生する端材などを一たん顆粒状に破砕し、それを小粒の棒状に圧縮成型した固形燃料
wikipediaより引用
つまり簡単に言うと、ウッドチップをギュッと固めたものです。
木質ペレットのメリット
僕が2年以上使用した上で感じた 木質ペレットのメリットは3つ。
- 木質ペレットのメリット
- 木が本来持っている消臭効果で、ケージ内の臭いを改善できる!
- ウッドチップを固めたものなのでホコリが出にくい!
- 水分を含むと粉末状になるので、汚れた場所だけ掃除できて経済的!
特に臭いに対して、かなり効果があります。
具体的な数値化できないのが残念…
実感としては、木質ペレット有/無でケージ内の臭いがはっきり違うと分かるレベルの効果です。
木質ペレットのデメリット
僕が2年以上使用した上で感じた木質ペレットのデメリットは2つ。
- 木質ペレットのデメリット
- フクモモがケージ内で動くたびに粉末が飛び散ってケージ外が汚れる!
- 糞尿をした場所はわかるが、糞尿の量と形がわかりにくい!
デメリット1:ケージが汚れる
アクリルケージの側面に空いている通気用の穴から飛び散っているようです。
特に我が家のジゲンは結構やんちゃな性格なので、そのせいでだいぶケージの外に粉末が飛び散っていました。
デメリット2:糞尿の量と形がわかりにくい
水分がつくと粉末状になるため、糞尿した場所は分かりやすいのですが…
周囲の木質ペレットに紛れてしまうので、ウンチの量と形がわかりにくいです。
木質ペレットのデメリット対策
デメリット1の対策案
どうすればケージ外を汚さずに済むのか?
答えは単純です。
フクロモモンガが木質ペレットに触れないようにすれば良い!
これを達成するために、アクリルケージの底に金網を設置しました。
金網の設置方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
デメリット2の対策案
色々考えたのですが、デメリット②の対策案は思いつかない!
木質ペレットを使っているうちは、このデメリットは解消できないと思います。
じゃあどうすればいいのか…そこで【ペットシーツ】が役に立つんです!
ペットシーツの特徴
ペットシーツとは
ペットシートはワンちゃんや猫ちゃん等ペットの尿を吸収し、閉じ込める吸収シートです。ペットシートに含まれる吸収材は尿と尿のニオイを吸収し、ペットのトイレを衛生的に保ちます。
シーズイシハラ(株)HPより引用
サイズは色々ありますが、アクリルルーム390highならレギュラーサイズで十分です。
むしろ大きいくらいなので、我が家ではシーツの端を少し折って設置してますよ。
ペットシーツのメリット
このペットシーツを使うメリットは3つ。
- ペットシーツのメリット
- シーツの表面が白いので、糞尿の量がわかりやすい!
- こぼした餌の量(実際に食べた量)がわかりやすい!
- ホコリやクズがケージ内外に発生しないので掃除が簡単!
特に木質ペレットでデメリットだった「糞尿の量が分かりにくい」ことを解消することができます。
ペットシーツ自体に消臭効果はない場合もありますが、こまめに交換すれば問題ありません。
ペットシーツのデメリット
冒頭でご紹介した通り、ペットシーツのデメリットは一つあります。
- ペットシーツのデメリット
下に潜ったり引っ張ったりしてシーツの上に用を足さない場合がある!
ペットシーツはとても軽いので、フクモモも簡単に持ち上げることが可能。
だからシーツの下に潜ったり、引っ張ってシーツの位置を変えたりして、シーツの上で用を足さない事があります。
あれ?…ってことは、フクモモがペットシーツに触れないようにすればデメリット無くなるってことだよね。それって…
ペットシーツ、最強説
そうなんです!
先ほど紹介したあの方法を使えば、ペットシーツのデメリットが無くなります。
そんなわけで今僕は、ケージの床材としてペットシーツを愛用しています。
まとめ
今回はフクロモモンガのケージの床材:木質ペレットとペットシーツの特徴をご紹介しました。
最後に、木質ペレットとペットシーツがそれぞれどんな方に向いているか、についてまとめました。
- 木質ペレットをおすすめ
-
・ケージの臭いがすごく気になる方
・糞尿の量をあまり気にしない方 - ペットシーツをおすすめ
-
・床材の掃除を簡単にしたい方
・糞尿の量を細かく見たい方
良かったら参考にしてくださいね。
それでは良いフクモモライフを!
フクモモ飼育に関する質問ありましたら、下記のお問合せからご連絡ください。
- いち飼育者としての個人的な見解をお答えします。あくまでご参考まで。
- 回答に時間がかかる場合もあります。ご了承ください。
- TwitterのDMでも対応可能です。(@30fukumomo)